『府中萬歩記』140号入荷

『府中萬歩記』140号が入荷しています。「北海道は誰のものか 14. 歴史をゆがめ、止むことのない差別」が、先ごろ中止に至った札幌駅チカホのパネル展「アイヌの史実を学ぼう!」(日本会議北海道本部主催)をアイヌ民族差別だとして取り上げています。

そこで言及されている次の二冊は当店の岡和田晃選書棚にあります。

北原モコットゥナシ著/田房永子漫画『アイヌもやもや』(303BOOKS、2023年)
岡和田晃・マークウィンチェスター編『アイヌ民族否定論に抗する』(河出書房新社、2015年)

DSC_0667

泊りがけで本屋に行く

百年の二度寝(八月に惜しまれつつ閉じられた江古田の本屋さん)の河合南さんはいろいろなZINEを作成されてますが、そのうち『泊りがけで本屋に行く』Vol.1~3を当店で取り扱うことになりました。Vol.1はなんと土浦編です。つちうら古書倶楽部やシークセールといったお馴染みのお店が出てきます。

残念ながら生存書房は出てきません。なぜなら河合さんが来土した2022年4月は開業前だったからです。すでに店舗物件は借りて一人で内装工事をしていた頃です。

『泊りがけで本屋に行く』Vol.2は川口、霞ヶ関、若葉台編、Vol.3は浪江町、仙台編です。三冊まとめてお求めくださいませ!

現代書館から二タイトル

現代書館から2タイトルが届いています。

①荒井裕樹『増補新装版 差別されてる自覚はあるか 横田弘と青い芝の会「行動綱領」』

②季刊『福祉労働』178号(2025年10月)特集「生存権の現在地ーー「いのちのとりで裁判」を振り返る」

①は再入荷、『福祉労働』は今後毎号入れる方針です。

なんと、先日のゲストの究極Q太郎さんが178号から『福祉労働』編集委員に加わっています。究極さんはこの号に「「津久井やまゆり園事件」から考えたこと」と題する文章を書いています。

11月の読書会

11月の読書会その一 2025年11月16日(日)11時~13時 テキスト イアン・ハッキング著/渡辺博訳『表現と介入 科学哲学入門』(ちくま学芸文庫、2013年)、第3章「実証主義」

11月の読書会その二 2025年11月22日(日)14時~16時 早尾貴紀『国ってなんだろう あなたと考えたい「私と国」の関係』(平凡社、2016年) 二回続けてパレスチナ/イスラエルをめぐる本を読み、参加者から「国ってなんだろう?」という問いが発せられたことからこの本が次のテキストになりました。

鬼くるみ

店内で鬼くるみが発見されました。イベント参加者の忘れものか差し入れか。私が受け取ったのかもしれませんが記憶にありません。何かお知りの方はご連絡ください。

忘れものの場合、早めに取りに来てください。そうしないと私と店に来たお客さんのお腹におさまってしまうでしょう。

追記 差し入れと判明したので店に来たお客さんといただきます😊

再発注をかけます

昨日のイベントでは青い芝の会(脳性麻痺者の運動団体)がしばしば話題になり、三冊あった以下の本が売り切れました。再発注をかけたいと思います。

荒井裕樹『増補新装版 差別されてる自覚はあるか 横田弘と青い芝の会「行動綱領」』(現代書館、2025年)

イベントでは、三年前に亡くなった茨城青い芝の会の里内龍史さんを偲ぶ声も複数出ました。青い芝の会の行動綱領を自室に掲げていた里内さんの姿は次の本で見ることができます。当店のベストセラーです。

柴田大輔『まちで生きる まちが変わる つくば自立生活センターほにゃらの挑戦』(夕書房、2023年)