本日の新本入荷(再入荷含む)

DSC_3391
DSC_3392
DSC_3393

本日の新本入荷(再入荷含む)。新刊ではなく既刊書が多いです。

①イアン・ハッキング著/渡辺博訳『表現と介入 科学哲学入門』(ちくま学芸文庫、2015年)
②森ます美・本田一成・緒方桂子・上田真理・連合総研編『非正規という働き方と暮らしの実像』(旬報社、2024年)
③赤旗編集局編『韓国・朝鮮植民地支配と日本の戦争』(新日本出版社、2019年)
④淺野高宏・NPO法人職場の権利教育ネットワーク編著『学生のためのワークルール入門 第6版』(旬報社、2024年)
⑤平久美子『ネオニコチノイド 静かな化学物質汚染』岩波ブックレットNo.1102(岩波書店、2024年12月)
⑥小沢節子『第五福竜丸から「3.11」後へ 被爆者 大石又七の旅路』岩波ブックレットNo.820(岩波書店、2011年)

先日の労働組合読書会のテキストだった『学生のためのワークルール入門 第6版』は在庫切れしたのでまた入れたのですが、第7版が3月に刊行されるそうです。。

ハッキング『表現と介入』は、クーン『科学革命の構造』のあとに読むべき一冊として読書会参加者に紹介したら注文してくれたので余分に入れました。

ハッキングは『科学革命の構造』50周年記念版(日本語新訳はこの翻訳)の序説を書いている科学哲学者です。

今回入荷した本には帯がついていませんが、私が持ってる一冊にはこんな帯がついています(最後の写真)。 クーン『構造』のあとの読書会テキストの候補ではありますが、敷居が高いと敬遠されちゃうかしら。「入門」書ではあるのですが。

科学論読書会は、ポスト・トゥルース、フェイク、反知性主義の時代にますます読むべき学問的議論を共有したくてやっているわけですが、参加者がいなければ意味がないので。

反知性主義をここに並べるのはミスリーディングという声が聞こえてきました。反知性主義は反知性+主義ではなく、反+知性主義だとすればその積極的側面は確かにあります。あと、日本にはそもそも抵抗すべき知性主義がない、という指摘ももっともです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です