労働としてのケアを考える~千葉児童相談所裁判が問うこと~

日時 2025年12月21日(日)14時~16時半
会場 生存書房(茨城県土浦市川口2-2-12)https://seizonshobo.com

講師 飯島章太さん(フリーライター、元千葉県児童相談所職員、千葉児童相談所裁判原告)

参加費無料(投げ銭にご協力下さい)

主催 茨城不安定労働組合

*席数が限られるのでできれば事前予約をお願いします。

連絡先・予約先 ibarakifuantei@gmail.com(茨城不安定労働組合)
または050-1808-8525(生存書房)
または https://x.gd/eXKGn から
またはQRコードから



2022年、元千葉県児童相談所職員の飯島章太さんは、千葉県を相手に未払賃金の支払いと過酷な労働環境が原因で心身に不調をきたしたことへの賠償を求める裁判を起こした。裁判を通じて、児童相談所の労働環境改善と人員不足解消を促し、児童相談所職員が子ども一人一人と向き合える環境が実現されることを願ってのことだった。勝訴といえる2025年3月の地裁判決に対し、千葉県は控訴した。近々高裁判決が出る。今回の企画では、現在はライターとして活動する飯島さんをお招きして、裁判のこと、児童相談所の実態、そして飯島さんが問題意識として持つ「ケアする人のケア」についてお話いただき、労働としてのケアはどうあるべきか、みなで考えたい。

当店までのアクセス

土浦駅西口と東口どちらからでも徒歩5分程度です。迷ったら電話をください。050-1808-8525

車椅子利用者など段差があると困るかたへ。段差を解消するスロープを用意しております。必要な方はお知らせください。すぐに設置します。店先の呼鈴などでお知らせください。

対談イベント「サハ出版社のこれまでとこれから」

『本づくりで世の中を転がす』(集英社新書)刊行記念対談イベント
「サハ出版社のこれまでとこれから」
木瀬貴吉(ころから)× 下平尾直(共和国)
2026年1月31日(土)15時~17時
会場 生存書房(土浦市川口2-2-12、JR土浦駅近く)
参加費 投げ銭制
要予約  https://forms.gle/fbLh3YSXH1sgNzL1A 予約はQRコードからもできます。
イベント後に交流会
*配信はありません

近年蔓延するヘイトスピーチや排外主義に抗する本を刊行しながら、時代や社会と対峙している稀有な出版社・ころからの木瀬貴吉さんが初めての単著『本づくりで世の中を転がす』(集英社新書)を、2025年12月に上梓します。

本書には、ころからの創業から、本づくりの舞台裏、さらに出版や書店をめぐる状況への提言などが歯に衣を着せずに語られており、出版文化論としても読みどころ満載です。

そこで今回のイベントでは、木瀬貴吉さんと、やはり2025年7月に単著『版元番外地』(コトニ社)を出版した共和国の下平尾直さんをゲストに迎えて、いまこの時代に左派/反権力をめぐる出版はどのように可能なのか。あるいはこれからどうなっていくのかをめぐって、忖度抜きで話し合っていただきます。貴重な機会ですので、ご関心のあるかたはぜひご参加ください。

12月の生存書房読書会

あわただしく過ぎゆく日々のなかで生存書房主催の読書会の告知をすっかり忘れていました。。

12月もしっかりやります。

その①
12月21日(日)11時-13時
イアン・ハッキング著/渡辺博訳『表現と介入 科学哲学入門』(ちくま学芸文庫、2015年)、第4章「プラグマティズム」、第5章「共約不可能性」

その②
12月27日(土)14時~16時
早尾貴紀『国ってなんだろう あなたと考えたい「私と国」の関係』(平凡社、2016年)

前回体調不良などで欠席が複数あったので、同じテキストでもう一回やることにしました。

読書会後はそのまま店で忘年会をやります。飛び入り参加歓迎です!

ストーブ点火

エアコンの暖房だけでは室温が上がらないので、灯油を調達してきて今季初点火しました。店内暖かいです。安心してご来店ください。と書いているいまは12月12日(金)23時10分です。25時までやっています。

「ケアする人のケア」に関する本

12月21日(日)のイベント「労働としてのケアを考える~千葉児童相談所裁判が問うこと」の講師である飯島章太さんが選んでくれた「ケアする人のケア」に関する本のコーナーがオープンしました!

ご来店の方には飯島さんの選書リストを配布しています。休養や読書に関するものが多いです。

『新しい階級社会』読書会と労働生活相談会

『新しい階級社会 最新データが明かす〈格差拡大の果て〉』 読書会と労働生活相談会
日時 2025年12月14日(日)13時半-16時半
場所 生存書房(土浦市川口2-2-12 JR土浦駅徒歩5分 )
13時半-15時 読書会 
15時15分-16時半 労働生活相談会(別室にて)
主催 茨城不安定労働組合

連絡先 ibarakifuantei@gmail.com
*読書会テキストは橋本健二『新しい階級社会 最新データが明かす〈格差拡大の果て〉』(講談社現代新書 2025年)です。
*参加は相談会だけでも読書会だけでも構いません。

安倍晋三の後継者が首相となった。英国のことを階級社会といっても反発されることはないが、私たちがいるこの国を階級社会といえば反発されることがある。

階級社会という言葉には同意しても、労働者と資本家の二つの階級しか認めなかったり、アンダークラスは労働者からも搾取されていると言えば搾取するのは資本家であって労働者は搾取しないという人もいる。

わたしたちはどんな階級社会に生きているのかを考えるために『新しい階級社会』を読む。

著者はアンダークラス分析の第一人者だが、近年では格差の拡大は社会を分断するとしてその対策のため、政治意識に基づく政党再編を提示してまでいる。七月の参院選により参政党が躍進し、極右政権が返り咲いた今、その分析と提言は私たちにどう映るだろうか。

12月の田中千夏さんカレンダー

田中千夏さんカレンダー12月は「頭」です。2025年は白猫ちゃんと頭の率がやや高かったでしょうか。

田中千夏カレンダー2026はやや趣が違いますが、白猫ちゃんと頭もしっかり登場するので安心してご購入ください。

『ヤングケアラーがよくわかる本』

12月21日(日)に当店で行われる茨城不安定労働組合の企画「労働としてのケアを考える~千葉児童相談所裁判が問うこと~」の講師である飯島章太さんの著書が入荷しています。

『図解ポケット ヤングケアラーがよくわかる本』(秀和システム、2023年)

おうえんカレンダー2026

師走を目前に「12人の絵本作家が描くおうえんカレンダー2026」が入荷しております(もっと早く仕入れればよかった。。)。

このカレンダーの収益は放射能の影響から子どもたちを守る活動をしている団体に寄付されます。

詳しくは↓
応援カレンダープロジェクト https://12ehoncalendar.com