6月21日(日)は当店で茨城不安定労働組合の読書会と労働生活相談会があります。
『国家と移民 外国人労働者と日本の未来』読書会と労働生活相談会
日時 2026年6月21日(日)13時半-16時半
場所 生存書房(土浦市川口2-2-12 JR土浦駅徒歩5分) 13時半-15時 読書会
15時15分-16時半 労働生活相談会(別室にて)
無料・予約不要
主催 茨城不安定労働組合
私たちの社会は外国人労働者を体よく使い捨て続けてきた。人口が減少し、彼らがいなければ社会のいろいろなものが維持出来なくなる程に外国人労働者に頼っておきながら、安い賃金で、ひどい労働条件で働かせ、さらにいろいろな局面で差別をしている。時給三百円で残業させ、外出禁止の寮に閉じ込め、妊娠を禁止し、性交渉を迫る。挙句、「不法就労」の外国人を通報しろと県庁が言い出し、かと思えば職場に押しかけて「外国人は出ていけ」と騒ぎ立てる。去年の国政選挙で参政党が選挙演説の体裁で差別発言を繰り返してから、これまで以上にひどくなった。
使い捨てられているのは日本人の労働者も同じだ。労働者人口の四割を占める非正規労働者二千百万人はそのまま使い捨て可能な人数だし、正規の労働者も使い捨て可能な人数に含まれる。私たちの社会がいかに人間を使い捨てているかは、ここに書かなくとも読んでいるあなたはよく知っているだろう。
「我々は労働力を呼んだが、やってきたのは人間だった。」とはスイスの劇作家の言葉だそうだが、これも外国人労働者だけでなく全ての労働者に当てはまる。私たちは労働力と言う商品を売っていることになっているが、これはフィクションだ。労働力は私たちの心身から切り離しては存在しない。私たちが労働力を売る時、私たちは一人の人間を丸ごと売っている。すべての労働者は労働のたびに、自分を丸ごと売っている。だから傷つく。
外国人労働者はこの社会で最も弱い立場に置かれているが、彼らが権利を求めて声をあげることが、日本人労働者の権利の向上にもつながると『国家と移民』の著者は言う。どういうことなのか、「通報報奨金制度」のできた茨城で考えてみたい。



