『科学革命の構造』読書会最終回

生存書房主催読書会のお知らせをすっかり忘れていました。昨年4月に始まった『科学革命の構造』読書会はついに最終回です。

2025年6月15日(日)11時~13時
テキスト トーマス・S・クーン著/青木薫訳『新版 科学革命の構造』(みすず書房、2023年)「追記 ―――― 一九六九年」

最終回ですが初参加も歓迎です!

科学論読書会は来月以降も新しいテキストで、基本的に第3日曜日に行います。以前紹介したことのあるイハン・ハッキング『表現と介入』を時間をかけて読んでいく予定ですが、7月はつなぎで別の本をテキストにします。

7月のテキストは
ナオミ・オレスケス+エリック・M・コンウェイ著/渡会圭子訳『こうして、世界は終わる すべてわかっているのに止められないこれだけの理由』(ダイヤモンド社、2015年)
です。必要な方には新本で取り寄せることもできますが、図書館で借りても良いと思います。

なお、基本的に第4土曜日に行ってきた生きのびるブックスを読む読書会は前回をもっていったん終了とします。今後も科学論読書会と平行してもうひとつの読書会は続けます。7月の予定は追ってお知らせします。

『官製ワーキングプアの女性たち』読書会と労働生活相談会

6月22日(日)に茨城不安定労働組合の読書会があります。テキストの在庫もあります。読んでなくても構いません。お気軽にご参加ください。

『官製ワーキングプアの女性たち』読書会と労働生活相談会
2025年6月22日(日)13時半-16時半
生存書房(土浦市川口2-2-12 JR土浦駅徒歩5分 ) 13時半-15時 読書会 
15時15分-16時半 労働生活相談会(別室にて)
主催 茨城不安定労働組合
ibarakifuantei@gmail.com

*読書会テキストは竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子編『官製ワーキングプアの女性たち~あなたを支える人たちのリアル』(岩波ブックレット、2020年)です。
*参加は相談会だけでも読書会だけでも構いません。

児童虐待やDV、年金などの相談・支援、図書館司書、保育士、学校給食調理員、女性関連施設の職員、教員等々、私たちの暮らしを直接支える公共サービスの多くが、年収200万円前後で、短期契約の不安定な非正規公務員に支えられている。しかも、その4分の3は女性。

公務員の仕事は社会を支える仕事のはずだが、なぜ来年の雇用があるのかも分からない、しかも生活もままならない低賃金で働かせるのだろうか。そんな状態を望んでいるのは誰なのか、放置しているのは誰なのか。

もちろん公務員だけの話ではない。突然エッセンシャル・ワーカーと呼ばれるようになった社会を支える仕事をしている人たちも同様だし、建築現場やコンビニの仕事だって同様である。

私たちは社会を支える仕事をしている人たちが報われない社会を望んでいるのか?だが、そんな社会は誰だって、明日の仕事があるかも分からない低賃金の仕事をすることになるかもしれない社会だ。私たちは本当にそんな社会を望むのか?

最近の新本入荷・再入荷

①竹信三恵子・戒能民江・瀬山紀子編『官製ワーキングプアの女性たち』(岩波ブックレット、2020年)
②松井暁『ここにある社会主義 今日から始めるコミュニズム入門』(大月書店、2023年)
③栗田隆子『「働けない」をとことん考えてみた。』(平凡社、2025年2月)
④レイモンド・マンゴー著/中山容訳『新版 就職しないで生きるには』(晶文社、2025年5月。初版は1981年)
⑤岩波ジュニア新書編集部編『生きるためのブックガイド 未来をつくる64冊』(岩波ジュニア新書、2025年5月)
⑥ヤコヴ・M・ラブキン著/菅野賢治訳『トーラーの名において シオニズムに対するユダヤ教の抵抗の歴史』(平凡社ライブラリー、2025年2月)
⑦ヤコヴ・ラブキン著/鵜飼哲訳『イスラエルとパレスチナ』(岩波ブックレット、2024年)

6月です

今日から6月ですね。田中千夏さん作カレンダーをめくりました。
田中千夏さんカレンダーは毎月お見せしていればよかったですね。私の誕生月でもあった5月は猫でした。

三時のおやつ

本日5月26日月曜日、ほぼほぼ予定通りに開店しております。

先ほど千年一日珈琲焙煎所に寄ったら、リュスティックの出店日でした。ずっしり重さのあるパンもおいしいですが、今日は三時のおやつを買いました。一緒にお手紙がついてきました。

品切れ

ほとんどお客さんが来ない店なのになぜかコーヒーバッグ「生存珈琲 ほろにがブレンド」が売り切れてしまいました。次の入荷までしばらくお待ちくださいませ。