田中千夏カレンダー

店のカウンター際の壁には現在三つカレンダーがあります。ひとつはお馴染みの?アナキズム文献センターカレンダー(在庫あります!)。ひとつはいつもらったのかわからない東京の花屋さんの。残りのひとつは田中千夏さん作カレンダーです(二枚目と四枚目の写真)。

去年の田中千夏カレンダーを一昨年の千年一日珈琲焙煎所cafeでの個展でゲットして、今年のも欲しいと思ったのでした。 個展のポストカードの裏面がカレンダーの上に写っています。

田中千夏カレンダー2025は、去年つくばであった9人によるアートブックの展覧会BookWorms15で手に入るかなと期待していたのですが、会期中に私は都合が合わず行けなかったので意気消沈していたところ、1月に水戸のミセルくらしPUNTOでBookWorms15の巡回展があって、そこでやっとゲットできたのでした。

ミニ企画準備中

去年やりたくてできず、今年も出遅れているミニ企画の準備です。非売品が多くなってしまいそうで本屋としてはマズイのですが。こんなラインナップです。書影をあげている新本(新刊)は基本的書誌情報を以下に記します。

写真上の中から ①小沢節子『第五福竜丸から「3.11」後へ 被爆者 大石又七の旅路』(岩波ブックレット、2011年) ②大石又七『ビキニ事件の真実 いのちの岐路で』(みすず書房、2003年) ③赤旗編集局編『核実験被ばく者の真実 核兵器のない世界へ』(新日本出版社、2022年)④キャシー・ジェトニル=キジナー著/一谷智子訳『開かれたかご マーシャル諸島の浜辺から』(みすず書房、2023年)

写真下の中から ⑤赤旗編集局編『韓国・朝鮮植民地支配と日本の戦争 三・一独立運動100年から考える』(新日本出版社、2019年)⑥愼蒼宇『朝鮮植民地戦争 甲午農民戦争から関東大震災まで』(有志舎、2024年) ⑦小野容照『韓国「建国」の起源を探る 三・一独立運動とナショナリズムの変遷』(慶應義塾大学出版会、2021年)

以上です。以前入荷をお知らせした本も含まれます。

何をやりたいかバレバレですね。でもまだ企画名は決めていません。3.11へとつなげていきたいので、小沢節子さんの本を一部真似して「3.1から3.11へ、そしてもうひとつの三・一」はどうでしょう?だめ?

現代書館のだめ連関連本

3月1日のだめ連イベントに、現代書館の関連本の在庫を増やして臨みました。無事在庫が減りました。

神長恒一・長谷川ぺぺ『だめ連の資本主義よりたのしく生きる』究極Q太郎『究極Q太郎詩集 散歩依存症』リチャード・レイノルズ著/甘糟智子訳『ゲリラガーデニング なき庭づくりのためのハンドブック』勝山実『自立からの卒業』以上4タイトルすべて2024年の刊行。このうち勝山実『自立からの卒業』は完売でした。折をみて再発注したいと思います。

現代書館からこちらの新刊も入れてみました。厚くて高い本なのでなかなか売れないだろうと思いつつ。このテーマに関心のあるこの地域のどなたかに買って欲しいです。 鈴木良『知的障害者の施設解体の試み 障害者自立支援法制定期における自立規範の変容と再編』2025年2月

げんきいいぞう『がんばれ人間』

昨日おこじょさなえさんから、げんきいいぞうさんのCD『がんばれ人類 かけこみ亭 から アイを込めて』とポストカードをいただきました。いま聴いていますが、わたし結構好きかもしれません。 なおポストカードに書いてあるかけこみ亭での定期ライブは現在お休み中のようです。

土浦散歩① 長塚節の歌碑

土浦散歩 見どころその一 川口一丁目のモール505にある長塚節の歌碑。長塚の『土』を通読できた人ってどれだけいるでしょう。私は挫折したままです。

長塚節が土浦でこの歌を詠んだ旅のことは、彼の「土浦の川口」という小品で読めます。『土』と同じく青空文庫に入っています。

いちごクリームソーダ

白状します。店をサボって亀城公園前の古民家カフェ城藤茶店で、期間限定いちごクリームソーダをいただきました。 中庭の梅の花が咲いています。つぼみもたくさん残っているので、しばらくは楽しめるのではないでしょうか。

韓国フェミめし2

つくばのサッフォーからサッフォーzine第三作、ハンガン・ウィーガン『韓国フェミめし2 ヴィーガンでつくるおいしいビビンパレシピ』が入荷しています。 なんと当店には紙版はすでに絶版の『韓国フェミめし 広州とヴィーガンを巡って』も在庫あります。2冊セットを3組ご用意しています。

3月4日追記  2冊セットは完売しました。『韓国フェミめし2』はまだあります。

サッフォーzine第一作の和田靜香『オレは海ヘビ くねくねと迷いながら』も紙版は品切・絶版のようですが、当店に在庫ございます。