本日の新本入荷

①吉見義明『日本軍慰安婦』(岩波新書、2025年7月)
②清水亮『「軍都」を生きる 霞ヶ浦の生活史 1919-1968』(岩波書店、2023年)
③ジョン・ダワー著/三浦陽一・高杉忠明訳『増補版 敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人(上)』(岩波書店、2004年)
④ジョン・ダワー著/三浦陽一・高杉忠明・田代泰子訳『増補版 敗北を抱きしめて 第二次大戦後の日本人(下)』(岩波書店、2004年)

笠原十九司『南京事件 新版』(岩波新書、2025年7月)も発注したのですが、重版待ちで入りませんでした。売れていてきちんと読まれるのならば良いことです。

『府中萬歩記』137号

『府中萬歩記』137号が入荷しております。毎度密度が濃いですが、なんと私の「天皇陵に行ってみた~武蔵陵墓地フィールドワーク報告」も載っています。

「府中ラーメン探訪 十二件目」は、当店の近くにもあるチェーン店をとりあげていて参考になりました。(麺は固めで再トライしてみます!)

もうひとつのヒロシマ

被爆者の声を聴く機会の多い季節かと思います。当店の古本在庫から関連本をご紹介します。

朴壽南『もうひとつのヒロシマ 朝鮮人韓国人被爆者の証言』(舎廊房出版部、1982年)

1982年の第2刷、1983年の第3刷、1994年の第8刷の3冊あります。第8刷は「アリランのうた」制作委員会発行です。

その著者の映画作品(娘の朴麻衣との共同監督作品)『よみがえる声』がちょうど上映中ですね。
https://tinmoku2025.jp/

それだけでなく朴壽南監督の映画作品『もうひとつのヒロシマーアリランのうた』も田端のミニシアターCINEMA Chupki TABATA でちょうど上映中のようです。
https://coubic.com/chupki/3736976

どちらも観たいです。

小室等 谷川俊太郎を歌う

久しぶりに表の壁にイベントのポスターがはってあります。

小室等 
谷川俊太郎を歌う
「いま生きているということ」
2025年9月19日(金)
18時開場 19時開演
つくばカピオホール

詳細は↓
artsnpo.wixsite.com/home

当店内にチラシも置いてあります。

関連企画のチラシもお預かりしています。

谷川俊太郎 ✕ 松本美枝子
写真詩集『生きる』写真展 2025.8.29-9.4
つくば市民ギャラリー
入場無料

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パレスチナ/イスラエル問題を「自分のこと」として考えるための23冊リーフレット

23日の読書会テキスト『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』の版元、皓星社の方が、著者の早尾貴紀さんによる選書&解説リーフレットをたくさん送ってくださいました(ありがとうございます!)。ご来店のお客さんに早いもの順でお渡しします。

このリーフレットは、早尾さんの『パレスチナ、イスラエル、そして日本のわたしたち』と『イスラエルについて知っておきたい30のこと』(平凡社、2025年2月)の刊行記念ブックフェア用に作られたもののようです。どちらも在庫ございます。

早尾さん選書の23冊中、上の2冊以外の在庫は今現在

ヤコヴ・M・ラブキン著/菅野賢治訳『トーラーの名において』平凡社ライブラリー

イラン・パペ著/田浪亜央江・早尾貴紀訳『パレスチナの民族浄化』法政大学出版局

早尾貴紀『パレスチナ/イスラエル論』有志舎

です。他も揃えていきたいです。

本日の新刊入荷

本日の新刊入荷
①林博史『沖縄戦 なぜ20万人が犠牲になったのか』(集英社新書、2025年4月)

県民の4人に1人が犠牲になった沖縄戦から80年
自国が戦場になるとはどういうことか?
(帯の言葉)

②吉田寮百年物語編集委員会編『京大吉田寮百年物語 現役最古の学生寮がたどった歴史と寮自治』(小さ子社、2025年7月)

京都帝国大学寄宿舎から京都大学吉田寮へーー何回かの廃寮危機を乗り越え、現在も学生による自治運営を続ける吉田寮。対話を積み重ねてきたその歩みを、一次資料と証言により検証。京都大学新聞の連載企画を再構成
(帯のコピー)

③佐原徹哉『極右インターナショナリズムの時代 世界右傾化の正体』(有志舎、2025年7月)

世界的な「右傾化」の正体とは――極右のネットワーク化を手がかりに西欧リベラリズムの本質を暴き、危機の時代の未来を占う。(帯の惹句)

④酒井隆史『スネーク・ピープル ジグザグデモ、あるいは戦術の系譜』(洛北出版、2025年8月)

以下、帯の言葉。

ジグれ!舞え、ヘビのうねりを!

フランスデモ、座り込み、洗濯デモ、棺桶デモ⋅⋅⋅ かつてのデモは、多様で柔軟だった。なかでも路上を蛇行するジグザグデモは、デモンストレーションの華であり、労働者・失業者、老若男女・色とりどりの人びとを魅了した。しかし、その自由な乱舞のあらわれは、大衆の愚かな「はみだし」としてバッシングされ、内と外から「迷惑」行為として規制されていく⋅⋅⋅⋅⋅⋅。このスネーク・ダンスの誕生から姿を消すまでの蛇行の軌跡を追尾する。

路上はわれらのものであり、主人はわれわれである。

茨城不安定労働組合読書会

8月3日(日)13時半~15時は当店で茨城不安定労働組合の読書会があります。テキストの連帯ユニオン編著『ストライキしたら逮捕されまくったけどそれってどうなの(労働組合なのに⋅⋅⋅)』(旬報社、2019年)絶賛販売中です。

以前入荷をお知らせした次の本も今回の読書会テキストが問題にしている関西生コン弾圧事件についての本です。2021年に出ていた本にその後の動きを補章として加えた増補版です。

竹信三恵子『増補版 賃金破壊 労働運動を「犯罪」にする国』(旬報社、2025年2月)

先日入荷をお知らせしたばかりの次の本も、第三章「権利のための闘い」第二節「弾圧される労働組合――関西生コン事件」でこの事件について書いています。

大椿ゆうこ『愛と連帯 非正規労働者、国会へ』(地平社、2025年6月)

大椿さんのこの本はどう撮っても赤光りします。

だいぶん前に入荷をお知らせした次の本も在庫ございます。

連帯ユニオン編著/吉田美喜夫・古川陽二・榊原嘉明・松宮孝明著『検証・関西生コン事件② 産業別労組の団体行動の正当性 大阪スト事件控訴審判決と加茂生コン事件逆転無罪判決を検証する』(旬報社、2023年)

そう言えば、わたしは以前日曜日に店を休んで、水戸であった次のドキュメンタリー映画の上映会に参加したのでした。

『ここから 「関西生コン事件」と私たち』、監督:土屋トカチ、2022年

お薦めです。

『路上の抵抗誌』第二号

創刊号が好評を博した『路上の抵抗誌』の第二号が当店にも届いています。特集は「カタストロフと路上」。目次には当店ではお馴染みの名前が何人も見えます。乗り遅れたわりにたくさん仕入れました。まだ購入してない方はいますよね?ぜひ見本誌を手にとってご検討くださいませ!

田中千夏さんカレンダー7月

当店の壁にある田中千夏さんカレンダー。7月のカレンダーをまだ紹介してませんでした。7月は顔が四つでした。地衣類のようなものも見えます。そろそろめくります。8月のカレンダーはなんでしょう。

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